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【2026年最新】TOEICおすすめ参考書20選|スコア別・パート別に990点講師監修レベルで徹底比較

LUMEN編集部(LUMEN編集部)
· 5月 4, 2026 · 15 min read · 更新: 4月 26, 2026

TOEICの参考書は毎年新刊が出版され、書店やオンラインショップには数百冊がずらりと並んでいます。

「種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」と悩む方は非常に多いのではないでしょうか。

実はTOEIC参考書選びで最も重要なのは、自分の現在のスコア帯と弱点パートに合った1冊を見極めることです。

本記事では、2026年時点で入手できる参考書の中から厳選した20冊を、スコア別・パート別にわかりやすく比較しながら紹介します。

さらに、参考書を最大限活用するための学習ロードマップや復習術まで網羅しているので、この記事を読み終えたらすぐに学習をスタートできます。

目次

    TOEICの参考書選びが重要な理由と検索意図の背景

    TOEIC受験者数の推移と参考書市場の現状

    TOEIC L&Rテストは、就職活動での評価基準や企業の昇進要件、さらには海外赴任の選考条件として広く活用されており、日本国内における英語資格試験の中でも群を抜く受験者数を誇っています。IIBC(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)の公開データによると、TOEIC L&Rの国内受験者数は2023年度実績で年間約197万人に達しました。この数字は、コロナ禍で一時的に減少した受験者数が回復基調にあることを示しており、2026年現在もその傾向は続いています。

    ※参照:IIBC TOEIC公式データ

    受験者数の増加に伴い、TOEIC対策参考書の出版点数も膨れ上がっています。大手オンライン書店で「TOEIC 参考書」と検索すると、2,000件以上の商品がヒットする状況です。総合対策本、単語帳、文法問題集、パート別特化教材、模試型問題集、さらにはアプリ連動型の教材まで種類は実に多彩です。これほど選択肢が多い中で、正しい選び方を知らないまま書店に足を運べば、目についた1冊をなんとなく手に取ってしまい、結果として時間と費用を浪費するリスクがあります。だからこそ、参考書選びの段階から戦略的に取り組むことが、スコアアップへの第一歩となるのです。

    参考書選びを間違えると起こる3つの失敗パターン

    まず最も多い失敗は、レベル不一致による挫折です。たとえば、現在のスコアが400点台の方がいきなり900点向けの高難度問題集に取り組んでも、解説を読んでも理解できず、数日でモチベーションが崩壊してしまいます。逆に、700点以上の実力がある方が初級者向けの総合対策本を使っても、すでに知っている内容ばかりで学習効率が著しく低下します。

    次に注意したいのが、古い出題傾向への対策ズレです。TOEICは2016年に大幅な新形式へ移行し、その後も設問の傾向やリスニング音声のスピード感が微妙に変化し続けています。2015年以前に出版された参考書をそのまま使うと、現行の試験形式と合わない問題に時間を費やすことになりかねません。出版年が2023年以降の書籍、もしくは新形式完全対応と明記された改訂版を選ぶことが重要です。

    そして3つ目の失敗が、パート偏重による総合点の伸び悩みです。リスニングが苦手だからとPart3・Part4の対策ばかりに集中し、リーディングのPart7対策をまったくしないケースが典型例です。TOEICはリスニング495点・リーディング495点の合計990点満点で構成されており、どちらか一方だけを伸ばしても総合スコアの大幅な向上は見込めません。バランスの良い教材選びが不可欠です。

    この記事で得られること(記事の全体像)

    本記事では、まず「失敗しない参考書の選び方7つのポイント」で自分に合った教材を見極めるフレームワークをお伝えします。その後、「スコア別おすすめ参考書15選」として初級者・中級者・上級者それぞれに適した5冊ずつを具体的に紹介し、横断比較表で一目で違いがわかるようにしています。さらに「パート別おすすめ参考書5選」でリスニング・リーディング各パートの弱点を補強する教材を厳選し、最後に「学習ロードマップと復習術」で参考書を最大限活用する方法を解説します。ご自身の現在のスコアや目的に合わせて、必要なセクションから読み進めていただくことも可能です。

    失敗しないTOEIC参考書の選び方7つのポイント

    現在のスコア帯と目標スコアで絞り込む方法

    参考書選びでまず行うべきことは、自分の現在地と目的地を明確にすることです。TOEIC対策の参考書は、対象とするスコア帯によって内容の深さや扱う語彙レベルが大きく異なります。ここでは、スコア帯を「〜500点(初級)」「500〜700点(中級)」「700〜900点(上級)」「900点〜(超上級)」の4段階に分類し、それぞれで選ぶべき参考書のタイプを整理します。

    初級者にはまず基礎語彙と文法を固める総合対策本や入門レベルの単語帳が適しています。中級者はパート別対策本で弱点を補強しつつ、公式問題集で実戦力を養う段階です。上級者になると、高難度の文法問題集やPart7の長文読解を鍛える教材が中心となり、超上級者は990点満点を狙うための模試集や高地トレーニング教材を選ぶことになります。以下の表で、スコア帯ごとに推奨される参考書タイプを一覧にしました。

    スコア帯 レベル 推奨参考書タイプ 学習の優先事項
    〜500点 初級 総合対策本・基礎単語帳・入門文法書 基礎語彙と中学英文法の定着
    500〜700点 中級 パート別問題集・公式問題集・中級単語帳 弱点パートの克服とスピード強化
    700〜900点 上級 高難度文法問題集・速読教材・模試集 正答率の底上げと時間配分の最適化
    900点〜 超上級 満点対策模試・高地トレーニング教材 ケアレスミスの排除と難問攻略

    出版年度・改訂版の見極めと著者の信頼性チェック

    TOEICは2016年5月に新形式へ移行して以降も、問題の傾向は毎年少しずつ変化しています。たとえば、リスニングセクションでは3か国以上のアクセントが使われる頻度が増え、リーディングセクションではチャット形式の設問やトリプルパッセージの難度が上がっています。こうした変化に対応するためには、2023年以降に出版もしくは改訂された参考書を選ぶことが重要です。

    著者の信頼性も見逃せないポイントです。TOEIC990点を複数回取得している著者が執筆した参考書は、出題パターンの分析精度が高い傾向にあります。また、ETS(Educational Testing Service)が制作した公式教材は、本番と同じプロセスで作問されているため再現度が非常に高いです。書籍の奥付や著者紹介欄に記載されたTOEICスコアや指導実績を確認し、根拠のある教材を選びましょう。

    分野特化型か総合型か——目的別の使い分け

    TOEIC対策の参考書は大きく5つのジャンルに分類できます。語彙力を短期集中で伸ばす単語帳、Part5・Part6の正答率を上げる文法書、特定パートを集中的に攻略するパート別問題集、本番さながらの演習ができる模試型問題集、そしてすべてのパートを1冊でカバーする総合対策本です。

    学習の初期段階では、全体像をつかむために総合対策本と基礎単語帳の2冊からスタートするのが効率的です。ある程度スコアが安定してきた段階でパート別問題集に移行し、弱点パートをピンポイントで強化します。そして試験直前期には模試型問題集で時間配分の練習と総仕上げを行うのが理想的な流れです。自分がどの段階にいるかを見極めたうえで、適切なジャンルの教材を手に取るようにしましょう。

    紙の本 vs アプリ教材——学習スタイルに合った媒体の選び方

    2026年現在、TOEIC対策の学習手段は紙の参考書だけではありません。スタディサプリENGLISH TOEIC対策コースやabceedといったアプリ型教材が急速に普及しており、通勤・通学中のスキマ時間を活用した学習が当たり前になっています。紙の参考書は書き込みがしやすく集中しやすいというメリットがある一方、持ち運びに重さがある点がデメリットです。アプリ型教材はスマートフォン1台で音声再生も問題演習もできる手軽さが魅力ですが、長時間の画面注視で目が疲れやすいという面もあります。以下の比較表を参考に、ご自身の学習スタイルに合った媒体を選んでみてください。

    比較項目 紙の参考書 アプリ型教材
    持ち運びやすさ △(重量あり) ◎(スマホ1台)
    書き込み・メモ ◎(自由に書ける) △(機能に依存)
    音声学習 ○(ダウンロード併用) ◎(アプリ内で完結)
    集中しやすさ ◎(通知なし) △(通知の誘惑あり)
    学習進捗の管理 △(手動記録) ◎(自動記録・分析)
    費用 1冊1,500〜3,300円程度 月額2,000〜4,000円程度

    おすすめの活用法としては、机に向かってじっくり取り組む時間には紙の参考書を使い、移動時間や待ち時間にはアプリ教材で復習するというハイブリッド学習が効果的です。両方の長所を組み合わせることで、学習時間を最大化できます。

    【スコア別】TOEICおすすめ参考書15選を徹底比較

    初級者向け(目標〜600点)おすすめ5冊

    TOEIC学習をこれから始める方や、現在のスコアが500点以下の方には、基礎を固めながら試験全体の流れをつかめる参考書が適しています。ここでは初級者に特におすすめの5冊を紹介します。

    1冊目は『公式TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編・リーディング編』です。ETSが制作した公式教材で、本番の出題形式に忠実な問題を基礎レベルから体験できます。初めてTOEICに触れる方でも、この1冊で各パートの問題形式を把握し、解き方の感覚をつかむことが可能です。

    2冊目は『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』(TEX加藤 著)です。TOEIC頻出単語を約1,000語に厳選しており、600点目標レベルの基礎語彙から990点レベルの上級語彙まで段階的に学べる構成になっています。初級者の方はまず600点レベルの400語を徹底的に暗記するところから始めましょう。

    3冊目は『TOEIC L&Rテスト 直前の技術』(ロバート・ヒルキ ほか著)です。各パートで使える「解法テクニック」を体系的にまとめた対策本で、全パートの攻略法を11日間で学べるプログラム構成が特徴です。短期間でスコアアップを実感したい初級者に向いています。

    4冊目は『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』(TEX加藤 著)です。Part5対策に特化した問題集で、1,049問という圧倒的な問題量を誇ります。初級者はまず「基礎編」の問題を繰り返し解くことで、品詞問題や動詞の時制といった頻出パターンを体に染み込ませることができます。

    5冊目は『1駅1題 TOEIC L&R TEST 読解特急』(神崎正哉 ほか著)です。Part7の読解問題を1問ずつコンパクトにまとめた教材で、通勤・通学中にも手軽にリーディング練習ができます。初級者が苦手意識を持ちやすい長文読解への第一歩として取り入れやすい1冊です。

    書籍名 著者 価格(税込目安) 対応パート 特徴
    公式TOEIC L&R トレーニング ETS 2,200円 全パート 公式素材で基礎固め
    金のフレーズ TEX加藤 979円 語彙全般 頻出1,000語を厳選
    直前の技術 ロバート・ヒルキ ほか 2,420円 全パート 11日間完成の解法テクニック
    でる1000問 TEX加藤 2,530円 Part5 1,049問で文法を徹底訓練
    読解特急 神崎正哉 ほか 836円 Part7 1駅1題で手軽に読解力強化

    中級者向け(目標600〜800点)おすすめ5冊

    600点前後のスコアを持ち、次の目標を700点〜800点に設定している方は、基礎力を維持しつつ弱点パートを集中強化するフェーズに入ります。ここでは中級者におすすめの5冊を紹介します。

    1冊目は『公式TOEIC Listening & Reading 問題集 11』です。2026年時点で最新の公式問題集であり、本番と同じクオリティの模試が2回分収録されています。中級者がまず取り組むべき1冊として、本番の出題傾向を正確に把握する目的で活用してください。

    2冊目は『TOEIC L&Rテスト 究極のゼミ Part3 & Part4』(ヒロ前田 著)です。リスニングの中でも特にスコア差が出やすいPart3・Part4を集中的に攻略する教材で、設問の先読みテクニックやパラフレーズへの対応力を養えます。講義形式の解説が中級者にとって非常にわかりやすいと好評です。

    3冊目は『TOEIC L&Rテスト 究極のゼミ Part5 & Part6』(ヒロ前田 著)です。文法・語彙問題の正答率を安定させるために、出題パターンを体系的に分類して解説しています。Part5で安定的に8割以上の正答率を目指す中級者にとって、繰り返し演習する価値のある1冊です。

    4冊目は『TOEIC L&Rテスト Part7 攻略』です。シングルパッセージからトリプルパッセージまでの読解問題を豊富に収録しており、速読力と情報検索力を鍛えることができます。中級者が800点を突破するためには、Part7で時間切れにならない読解スピードが不可欠であり、この教材はその訓練に最適です。

    5冊目は『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のセンテンス』(TEX加藤 著)です。金のフレーズの上位版にあたる単語教材で、例文ごと覚えることでコロケーション(語の組み合わせ)まで身につく点が特徴です。中級者が語彙力をワンランク上げるために有効な1冊です。

    書籍名 著者 価格(税込目安) 対応パート 特徴
    公式問題集 11 ETS 3,300円 全パート 最新の公式模試2回分
    究極のゼミ Part3&4 ヒロ前田 2,420円 Part3・Part4 先読み・パラフレーズ対策
    究極のゼミ Part5&6 ヒロ前田 2,420円 Part5・Part6 出題パターン体系化
    Part7 攻略 2,200円 Part7 速読力・情報検索力を強化
    金のセンテンス TEX加藤 979円 語彙全般 例文ごと覚える上級単語帳

    上級者向け(目標800〜900点超)おすすめ5冊

    800点以上のスコアを持つ上級者は、すでに基礎力が十分に備わっているため、弱点の精密な分析と高難度問題への対応力が次のカギとなります。ここでは800点の壁、そして900点超を目指す方に適した5冊を紹介します。

    1冊目は『TOEIC L&Rテスト 990点攻略』(濱崎潤之輔 著)です。満点を狙うために落としてはいけない難問パターンを徹底分析した1冊で、正答率の低い問題に特化した演習ができます。900点台で伸び悩んでいる方がブレイクスルーを起こすきっかけになり得る教材です。

    2冊目は『TOEIC L&Rテスト 精選模試 リスニング3』です。本番よりもやや難易度の高い模試が5回分収録されており、高地トレーニングとして活用できます。上級者がリスニングセクションで安定して450点以上を取るためのスタミナと集中力を養える教材です。

    3冊目は『TOEIC L&Rテスト 精選模試 リーディング3』です。リスニング版と同シリーズのリーディング版で、Part5〜Part7の高難度問題を5回分演習できます。上級者がリーディングセクションの時間配分を最適化しながら、正答率を高めるために効果的です。

    4冊目は『TOEIC L&Rテスト YBM超実戦模試リスニング1000問』です。韓国のTOEIC対策大手YBMが制作した問題集で、10回分の模試が収録されています。日本国内の教材とは異なる切り口の問題に触れることで、出題パターンへの対応力をさらに広げることができます。

    5冊目は『公式TOEIC Listening & Reading 問題集』(最新巻+直近2巻の計3冊セット活用)です。上級者は公式問題集を「解く」だけでなく、リスニング音声のシャドーイング素材やリーディングの精読素材として二次利用することで、さらに深い英語力を身につけることができます。公式問題集は1冊だけでなく、直近3巻を揃えて繰り返し活用するのが上級者の定番学習法です。

    書籍名 著者 価格(税込目安) 対応パート 特徴
    990点攻略 濱崎潤之輔 2,420円 全パート 満点狙いの難問特化
    精選模試 リスニング3 加藤優 ほか 2,090円 Part1〜Part4 高難度模試5回分
    精選模試 リーディング3 加藤優 ほか 2,090円 Part5〜Part7 高難度模試5回分
    YBM超実戦模試1000問 YBM 2,640円 全パート 韓国発の本格模試10回分
    公式問題集(3冊セット活用) ETS 各3,300円 全パート シャドーイング・精読素材として二次利用
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    英語学習メディアLUMEN編集部。TOEIC・英検・TOEFLなど英語資格の対策法と、効果的な英語学習法を発信しています。

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