TOEICの点数UPさせる!弱点別オススメ教材を紹介

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TOEICの勉強を始める前に、まずは目標点を決めますよね。しかし、いざ受けてみると目標点数に届かなかったり、以前と点数がほとんど変わっていなかったりして、ガッカリしてしまうことも珍しくありません。

点数が伸びない理由は人によって様々ですが、共通の原因として考えられるのが、「弱点を克服できていないこと」です。例えばリスニングが苦手な人は、リスニングを重点的に勉強しなければ点数を上げることはできません。

では、どのような教材を使ってどんな勉強をすれば、弱点を克服して点数を伸ばすことができるのでしょうか。この記事では、弱点別のおすすめ教材と勉強方法を紹介します。

リスニングセクション編

パート1&パート2の短文聞き取り

リスニングの中でもパート1(写真描写問題)とパート2(応答問題)の短文が苦手な人や、苦手とまではいかないけれど、できればほぼ全問正解したいと考えている人は、短い文章を数十問続けて聞き取る集中力が必要になります。

パート3やパート4と違って、聞き逃しても良い部分があるわけではないのがパート1とパート2の難しいところです。確かに、中には最初の数語を聞き取れれば正解を見つけられる問題もありますが、このパートで点数を伸ばすためには、短文を最初から最後まで聞き取って意味を正確に理解できなければいけません。

しかも、短文問題を続けて解いているうちに、集中力が切れてしまうこともありますよね。特にパート2は途中で集中力が切れやすく、少しでも気を抜いて質問文を聞き逃してしまうと、その問題で点数を取るのはかなり困難になります。パート1とパート2では、瞬発的かつ持続的な集中力が要求されるということになります。

また、パート1とパート2では、聞き間違いを誘うひっかけ問題も多く出題されます。瞬発的な集中力だけでなく、発音を正しく聞き取る力も要求されるパートなので、単語の意味だけでなく正確な発音を覚えておかなければいけません。

つまり、この2つのパートで点数を取るためには、単語の意味や正しい発音を覚えて、さらに集中力を長時間保って問題を解くことが重要です。

そこで、単語力と集中力のどちらも鍛えながらリスニングの勉強をできる教材を紹介します。

単語と英文どちらも音声で聞ける!『TOEICテスト英単語ターゲット3000新装版』(著:松井こずえ)

この教材では、単語の後にその単語を使った英文の音声が流れます。この単語テキスト1つで、TOEIC頻出単語の意味だけでなく正しい発音を覚えられ、さらに文章における使い方や聞こえ方も知ることができます。

音声は付属のCDで聞くこともできますが、旺文社の専用アプリを使って無料でダウンロードすることもできるので、いつでも音声を聞きながら勉強ができます。

また、この教材を使った効果的な勉強としてぜひおすすめしたいのが、ディクテーション(英文を聞き取って書き取ること)です。単語の発音や意味を覚えるだけでなく、音声だけを聞いて短い英文を書き取る練習をしてみましょう。文章が短いので、途中で音声を止めずに、最後までまとめて聞き取りましょう。

最初は、なかなか一度で聞き取ることができずにもどかしく思うかもしれませんが、何度も聞きながらディクテーションを続けるうちに、次第に一つ一つの単語がクリアに聞こえてきて、英文を最初から最後まで聞き取ることができるようになっていきます。

ディクテーションをすることで、パート1やパート2を解くために必要な、聞き取った英文をしばらく記憶に留めておく、短期的な記憶力を身に付けることもできます。また、このディクテーションを単語31個分続けると、パート1とパート2と同じ量(パート1=6問、パート2=25問)の英文を聞き取ることになるので、集中力を切らさない練習にもなります。

単語学習からリスニング練習までできるかなり多機能な教材なので、ぜひ活用してみてください。

パート3&パート4の長文聞き取り

パート3とパート4は、前の2つのパートとは違い、文章が長文になります。パート3は会話文、パート4はショートトークです。パート3とパート4で点数がなかなか取れない人は、長い文章を聞きながら、その中から重要な部分を把握するのが苦手であると考えられます。

短文なら聞き取れるけれど長文は苦手という人は、長文に必要以上に苦手意識を持ちすぎている可能性もあります。文章が長くなっても、それは文章一つ一つが集まったものにすぎません。パート1やパート2の英文を聞き取る力があれば、パート3やパート4の英文も、内容を理解することは難しくありません。

しかし、注意しなければいけないことが一つだけあります。それは、パート3とパート4では、前の2つのパートとは別の集中力が必要になるということです。

パート3とパート4では、1つの長文を聞いて、その長文の内容を問う3つの問題を解かなければいけないので、問題の答えを言っている部分を聞き逃すと、選択肢の中から正しい答えを見つけることは難しくなります。

また、文章全体の内容を理解していないと解けない問題が出題されることもあるので、長文を最初から最後まで聞いて内容を把握しながらも、重要な部分をしっかり記憶しておくことも必要になります。前半の2つのパートよりも多くのことを記憶しておかなければいけないので、そのための練習は必要になります。

つまり、パート1やパート2では短い文章を聞き取り記憶することが必要であるのに対し、パート3とパート4では、長文の内容を聞き取る持続的な集中力と、問題の答えを見つける洞察力、そして先に述べた、長文の中の重要な部分を覚えておく記憶力が同時に必要になるということです。

とはいえ、特殊な勉強が必要なわけではありません。基本的にはパート1やパート2の勉強と同じように、ただ問題を解くだけでなくディクテーションやシャドーイング(聞こえた英語を音声を止めずにすぐに復唱すること)などを毎日続けることで、英語を聞き取る力が身に付いていきます。

ここで、長文に対応できるリスニング力を鍛えられる教材を紹介します。

音声を使った様々な練習がこの1冊でできる!『TOEIC L&R TEST パート3・4特急実力養成ドリル』(著:神崎正哉、Daniel Warriner)

この教材は、名前の通りパート3とパート4の練習に特化しています。コンパクトで持ち運びに適しており、音声はスマートフォンに無料でダウンロードできるので、外出先でもリスニングの勉強ができます。

使い方を簡単に説明すると、まず音声を聞いて問題を解いたら、次のページにある穴埋めディクテーションを行い、その後で文中の語句を確認し、穴埋めディクテーションの答え合わせをします。その後、問題の答え合わせをして、訳せない部分は日本語訳を読んで確認します。重要な語句や知らない単語などの意味と正しい発音を、練習問題とディクテーションを通して覚えることができます。

さらに、音声を使ってリッスン&リピート(1つの文を聞いたら音声を止めてその文を音読すること)や、オーバーラッピング(文を目で読みながら音声に合わせて音読すること)、シャドーイングやコピーイング(文を覚えて暗唱すること)を繰り返すことで、英語のリズムやスピードに少しずつ慣れることができます。

また、長い文章を最後まで聞く集中力や、注意して聞くべき部分を察知する力も身に付いていくので、この1冊で数ヶ月勉強を続けるだけで、パート3とパート4に対する苦手意識はかなり払拭できるはずです。

問題数も豊富なので、慣れてきたら問題を先読みする練習や、音声を聞きながら問題を解く練習をしてみても良いでしょう。

リーディングセクション編

パート5&パート6の穴埋め問題

パート5とパート6は、後に続くパート7の長文読解問題にできるだけ時間を残すため、短時間で解かなければいけないパートです。

1問あたりにかける時間は目標点数によりますが、1問平均30秒以上はかけないように、普段から素早く解答を見つける練習をしておく必要があります。パート7の途中でいつも時間切れになるという人は、その前の2つのパートにかける時間を短縮するための勉強をしましょう。

特に重要なのが、文法や単語をしっかりと理解しておくことです。パート5やパート6では、不完全な文章の空欄を埋めて正しい文章を完成させられる文法知識と単語力を問われます。

また、2016年5月の出題形式変更により、パート6では空欄に文章を入れる問題が追加されました。選択肢の文章を素早く読んで答えを見つける練習をしておかなければ、ここで時間を取られてしまいます。

単語に関しては、先に紹介した単語用の教材などに載っている単語を全て覚えていれば、上級者向けの一部の難関単語を除いて、TOEIC本番でもほとんどの単語を理解できるはずです。なので、パート5とパート6の点数を伸ばすためには、文法力と即答力が特に重要と言えます。

ここから、パート5とパート6攻略におすすめの教材を2冊紹介します。

毎日コツコツ続けやすい!『毎日1分TOEIC TEST』シリーズ(著:田中健介)

TOEICに頻出の英文法を基礎から応用まで丁寧に解説してくれているので、これを1冊使って勉強するだけで文法をしっかりと理解することができます。文法1項目につき、パート5形式の練習問題が2問設けられているので、素早く答えを見つける練習にもなります。

練習問題の答えや文法解説の中の重要な部分は赤シートで隠して勉強できるようになっているので、ただ読むだけにならず、効率的に文法を覚えることができます。

片手サイズで持ち運びやすいので、通勤や通学の電車内など、隙間時間での勉強にも適しています。目標点数別になっているので、自分の目標点数に近いものを選んで購入しましょう。

パート6専用教材で即答力アップ!『TOEIC L&R TEST パート6特急新形式ドリル』(著:大里秀介、Tony Cook)

文法の問題集は、パート5とパート6が一緒になっているものが多いのですが、この教材ではパート6だけを集中的に勉強することができます。パート6が苦手な人や、どうしても1問か2問間違えてしまうことで悩んでいる人に、ぜひ使ってみてほしい教材です。

パート5と異なり、パート6では空所以外の文章から答えを見つける問題も出題されます。こうした問題で時間を取られないように、パート6の効率的な解き方も身に付けておきましょう。

パート6は形式変更によって難易度が上がったパートなので、パート5と同じと思って油断せず、練習問題などを通してしっかりと対策しておくことが大切です。

パート7の長文読解問題

パート7は問題数が54問ととても多いので、長文で文章を読み直している時間はありません。文章を頭から流し読みして、問題の解答を示す部分を素早く見つけることが重要になります。

このパートに難易度の高い単語や熟語が出ることはあまりないので、文章を早く読んで内容を正確に理解できれば、点数をぐんと上げることができます。

ダブルパッセージやトリプルパッセージといった、複数の文章から解答を見つける問題もあるので、速読は最後まで解き切るために欠かせないスキルです。

パート7で時間がかかりすぎてしまう場合は、速読を身に付けて解答スピードを上げましょう。速読ができるようになると、パート5やパート6の文章も素早く読めるようになるので、パート7にかけられる時間をさらに延ばすことができます。

これ1冊で速読が身に付く!『高得点のためのTOEICテストリーディング』(編著:白野伊津夫)

この教材では、語順のまま英文を読んで内容を理解する方法など、速読のコツが細かく解説されています。文字数の多い単語を一瞬で読み取る練習や、同義語や反対語を文章の中から見つける練習などを通して、効果的に速読力を身に付けられるようになっています。解説をしっかり読んで速読のコツを覚えてから、実践編の練習問題に挑戦します。

すぐ練習問題を解きたくなるかもしれませんが、まずは速読のコツをしっかりと学び、文章を素早く読む練習をした後で、練習問題に取り組みましょう。

模擬試験は以前の出題形式に則った形と問題数ですが、制限時間50分以内に48問を解き終わることができれば、十分な速読力が身に付いたと考えられます。本番形式の模試や問題集を解く前に、この教材を使って速読を実践した解答練習をするのがおすすめです。

苦手なパートの克服が点数アップの鍵!

TOEICの点数が伸びなくなったら、まずは自分の苦手な部分を把握して、その弱点を克服するための勉強をしましょう。

リスニングなら音声を使った様々な練習が効果的ですし、リーディングのパート7が苦手な人は速読を身に付けることで得点力をアップさせることができます。また、文法を基礎から丁寧に復習することで、TOEIC全体の点数アップに繋がる場合もあります。

苦手なパートを集中的に勉強して、目標点を突破しましょう!

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