みなさんはどのように英語の勉強をしていますか?もちろん英語の上達には時間がかかります。ですが、たくさんの教材を使って時間をかけて勉強をしているのに、なかなか実力がついてこなかったり、テストの成績が伸び悩んでいたりするならば、自分の勉強の仕方を見直すいいタイミングかもしれません。
そこで今回の記事では、たくさんの教材を購入しなくてもすぐに始められる、英語のシンプルで効果的な勉強の仕方をいくつかご紹介していきます。
ちなみに、私が今までの勉強法で一番続いた勉強法が英語の学習アプリを使った勉強方法です。
アプリは通勤時間やちょっとした休み時間に勉強できるという手軽さがあるため、机に向かわなくても学習できるという点で非常に利便性の高いものになっています。中でもスタディサプリは自分の英語レベルに合わせた内容で勉強ができるので、教材を選ぶという手間も省けます。実際に私も3ヶ月程度でリスニング力が上がったような実感があります!笑 公式サイトから登録すると7日間の無料体験ができるので、英語の勉強に行き詰まっている方はまずは7日間試してみても良いでしょう!
公式サイト:https://eigosapuri.jp/
<目標を設定する>
まず最も大事なのは、英語の勉強についての目標を設定することです。独学で何かを学ぶ場合、どうしても途中でモチベーションが下がってしまいがちです。
ですので、まずはすぐに達成できそうなところから目標を設定し、それが達成できたらまた次の目標を設定しましょう。このように段階的に目標を設定することで、勉強の途中であきらめてしまう確率を減らすことができます。
目標は、本当に小さなことから始めても大丈夫です。例えば、単語をいくつ覚えるとか、英字新聞の記事を1時間以内に1つ読むとか、そういうタスクを自分に課していくことで、常に自分にプレッシャーをかけることができるのです。
どうしてもモチベーションが上がらないという方は、小さなことからでいいので、まずは目標を設定してみましょう。
<単語を覚える>
英語の勉強をしたいと思って、まずは英会話教室に通ったり、今とても人気のあるオンライン英会話のレッスンを始める方も多いでしょう。これがだめだとは言いません。
ですが、より効率良く英語を勉強したいのであれば、英会話の練習をするよりも先に、単語や文法などの基礎を固めることを強くおすすめします。いわゆる知識のインプットです。
なぜなら、なにもわからないところから英会話を始めても、相手の言っていることがわからなかったり、自分の言いたいことを表すための単語や文法を知らなければ、レッスンの間になにも話せないからです。
つまり、インプットがない状態でアウトプットをしようとしても、ほとんど意味がないということです。自分の言いたいことを表現できるようにするためにも、最低限の単語と文法の暗記は必須になるでしょう。
単語の勉強の仕方は、中学や高校のときに使っていた単語帳をもう一度使ってもいいですし、スマートフォンなどのアプリを使ってもいいと思います。ですが単語帳を使う場合、実は注意した方がいい点があります。
それは、単語の発音もきちんと学ぶようにするということです。単語帳を使って、文字だけ見ていると、どうしても正しい発音を知らずに単語を覚えてしまいがちです。いくら単語のスペルや意味を知っていたとしても、それが発音されたときにどのように聞こえるかを知らなければ、会話の中で使われてもわかりませんし、まして自分で発音することもできません。
ですので、単語の勉強をリスニングの勉強と合体させるつもりで、きちんと単語の発音まで学習するように心がけましょう。そのためにCD付きの単語帳を使ったり、電子辞書やネットの辞書の発音機能を活用することをおすすめします。
アプリで単語を勉強する場合、この手間が省けるかもしれません。というのも、最近の単語学習アプリはたいてい、発音機能が付いているからです。
単語を学習するのと同時にリスニング力も鍛えられるので、一石二鳥の勉強法だと言えるでしょう。単語を覚えるためには繰り返し勉強することも大事です。飽きずに続けられる方法でたくさんの単語をインプットしておきましょう。
英語のインプットにはスマホアプリが最適です。大人になってからの勉強はスキマ時間を有効に活用することが重要です。スマホだと通勤時間や会社の休み時間などちょっとしたスキマ時間で勉強することが出来ますよね?
こちらの記事でも紹介していますが私は今までたくさんの英語アプリを試してきました。その中で一番効率よく英語が学習出来るアプリはスタディサプリ ENGLISHです。
リスニング、スピーキング、ライティングなど英語の基礎的な知識が身につくのはもちろんなのですが、一番の理由は楽しく学べるからなんです。
レッスンがストーリー仕立てになっているため、飽きずに楽しく学び続けることが出来るんです。登場人物に愛着が湧いてくるんです。
英語学習は継続することが一番重要です。スタディサプリ ENGLISHは楽しく継続出来る学習内容になっているので是非一度試してみてください。
公式HP:スタディサプリ
<文法の勉強>
単語を覚えるのと同様に、文法の勉強もとても大切です。最近では英語の文法をあまり重要視しない傾向にありますが、筆者は文法の勉強に賛成派です。というのも、先ほども述べたように、英会話で自分の言いたいことを表現するのに、文法を知らなければ、文章を構成することができないからです。
もちろん極論を言えば、単語のみの羅列でも会話が成り立つかもしれません。ですが、それでは相手に真意が伝わらないし、英語のレベルが低いと思われてしまいます。自分の言いたいことが伝えられず、もどかしい思いをするかもしれません。ですので、簡単なところだけでも構わないので、とにかく文法をある程度勉強しておくことが必要になります。
文法の勉強の仕方は、人それぞれですが、私はリーディングやリスニングの勉強と合体させる方法をおすすめします。文法の勉強時間と他の勉強の時間をまとめられるので効率がいいのです。例えば、英字新聞や洋書など、英語の文章を読んでいるときに、わからない文法があったらインターネットなどで調べることが可能です。
比較的簡単な文章を選んで、中学レベルの英文法を復習するのもいいでしょう。リーディングをすることで、文法が実際の文章の中でどのように使われているかを知ることができますから、自分が使うときにそれらを真似することもできます。また、リスニングに関してもインターネットを活用しましょう。最近ではYouTubeなどで、英文法の解説をしてくれるビデオが増えてきました。日本語の解説ビデオを見るのもいいですが、英語で解説してくれるビデオを見ることで、英語のリスニング力を鍛えながら、文法も学ぶことができるのでおすすめです。また、英語の文法を英語のまま理解することで、日本語に訳すことなく、より自然な考え方が身につくとも言えます。
文法をスマートフォンのアプリで勉強することもできます。ゲーム感覚で文法を勉強できますから、楽しく学ぶことができるかもしれません。また、文法を解説してくれているアプリもありますので、参考書を買うお金の余裕がない方や、厚い参考書を買って持ち歩きたくないという方にもおすすめです。
<映画やドラマ>
単語や文法をインプットする方法の一つに、映画やドラマを見てフレーズを覚えるというものがあります。これは、単純に楽しみながら英語を勉強できるという利点の他にも、実際に会話の中で使われる生の英語を知ることができるという特典があります。
勉強の仕方は、海外の映画やドラマを、日本語の字幕ではなく、英語の字幕付きで見るようにすることです。あいさつや、決まり切ったフレーズなどはとてもよく使われるので、そのまま覚えてしまうようにするといいでしょう。
また、ネイティブが英語を話すときのリズムやタイミングも真似してみると効果的です。映画やドラマを見ることで、楽しみながら、知らなかった単語やフレーズをたくさん覚えていきましょう。
<アウトプット>
上記のように、単語と文法をインプットする勉強をある程度終えたら、今度はその知識をアウトプットする勉強をしていきましょう。英語の学習では、インプットとアウトプットをバランスよく行うことが大切です。
インプットだけしていても、いざ英語を話そうとすると上手く話せないですし、逆にアウトプットだけするのでは、先にも述べたようにすぐに限界がきてしまいます。インプットした知識を実際にアウトプットすることで、効率良く英語を学習することができるのです。
アウトプットの方法は、様々な方法があります。しかし、最も大切なのは、英語を使う頻度を上げるということです。これは、独学でも実践することができます。例えば、目に付いたものを英語で言ってみる練習をしてみたり、独り言を英語で言うようにしてみましょう。
変な勉強の仕方だと思われるかもしれませんが、これは意外と効果的です。日本にいては英語を使う機会が圧倒的に少ないので、自ら作り出す必要があるのです。ですから、普段頭の中で考えていることを、英語で言うにはどのように言うだろう?と考えてみるようにしてみてください。
最初は上手くいかなくても、慣れてくると英語がすぐ口から出てくるようになります。言いたいことを英語でどのように言えばいいかわからなかったら、インターネットで調べてみましょう。そしてそれをどこかに書き留めてインプットしておけば、次の機会に簡単にアウトプットできるようになります。地道な勉強ではありますが、とても効果的です。
オンラインで安い英会話レッスンを受けるのもいいでしょう。英会話レッスンを受けるときの注意点は、とにかくたくさん喋るようにすることです。最初は緊張して上手く話せなかったり、講師の方がたくさん喋ってしまって、自分が話す機会が少なかったということもあるかもしれません。
なるべく自分に合った良い講師を探し、レッスンの中で少しでも多くの文章を喋れるよう努力していきましょう。こういったアウトプットの機会を増やすことで、学習の効率は格段に上がっていきます。
<シャドーイング>
アウトプットの勉強の仕方の一つに、シャドーイングというものがあります。これは、音声を聞いた後に、それを追いかけるように復習していく練習のことです。リスニングの勉強にも、スピーキングの勉強にもとても役立つ勉強法ですが、実践してみるとなかなか難しいです。
はじめは簡単でゆっくり読まれる文章からで良いので、少しずつ復唱できる箇所を増やしていきましょう。シャドーイングをするときのポイントは、わからない単語があったり、聞き取れない単語があったとしても無視して復唱をし続けるということです。
なんとなくでもいいので、聞き取れた音をもとに真似してみましょう。というのも、シャドーイングは英語のリズムや感覚を掴むためにするものなので、たとえ単語の意味やスペルがわからなかったとしても問題はないのです。
言ってみれば、口と脳のトレーニングのようなものです。1日に5分や10分でもいいのでシャドーイングを繰り返すようにすれば、自然できれいな発音の英語を話せるようになっていきます。
<まとめ>
ここまで、英語の効果的な勉強の仕方をご紹介してきました。この記事の中で何度も述べたように、英語の学習においては、インプットとアウトプットをバランス良く行うことが大切になります。単語や文法の暗記は苦手だから、それらを全くせずに、いきなり英会話のレッスンを始めてみようと思っても、すぐに英語力は伸び悩んでしまうでしょう。
面倒臭いと思われがちな単語や文法ですが、今ではアプリで学習できたりと、手軽に勉強できる方法が増えてきています。自分に合った方法で、しっかりと単語や文法などの基礎をしっかりと築いてから、英会話などのアウトプットを始めるようにすれば、きっと英語力は伸びていくはずです。
アウトプットの方法も、たくさんのバリエーションがあります。自分ができるところから少しずつ始めて、英語を使う機会を増やしていきましょう。この記事が、英語の勉強の仕方で悩んでいる方のお役に少しでも立てれば幸いです。