これだけで完璧!ビジネス英語の勉強におすすめな本10選

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メールの書き方、便利なフレーズ、使える例文を集めたおススメの本を10冊ご紹介いたしましょう。ビジネスで英語と言っても目的は多様です。メールでビジネス英語が使えるようになりたい、英語で電話の受け答えができるようになりたい、またそのどれも必要!という方もいらっしゃいます。また、語学学習は一人ひとり学習スタイルが違うものです。闇雲に他の人を真似したり、人気のある本だからと手にとっても自分の学習スタイルと違う、という場合もたくさんあります。いろいろビジネス英語のジャンルからいろんなテーマの本と、いろいろな学習スタイルにあった本を10冊厳選してリストしましたので、あなたにぴったりな本を見つけてください。

1.メールの書き方を身につけたい方にこの2冊をおススメ

ここでは「ともかくビジネス英語はEメールに特化した一冊を探している」という方におススメの本を二冊ご紹介いたします。

●コレ一冊で全てまかなえる 即戦力になる一冊

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/4327430536

「今すぐビジネス英語のEメールを書けるようになりたい」というあなたにぴったりの一冊が、この『英文ビジネスレター&Eメールの正しい書き方』です。開いてすぐEメールが書けるように工夫された本は、余分な解説は省かれ、そのまま使える例文がふんだんに載っています。また、単語と商取引によく用いられるキーワードの解説が詳しく説明されているので、辞書を片手にこの本をめくる必要はありません。そしてビジネスレターやEメールは、はじまりと結びにも気を使いますが、この本ではその解説はもちろんのこと、レターやメールの構成全体にも配慮がされているので、この一冊があれば今すぐ自信を持って英語でEメールが書き出すことができます。著者はアメリカ留学の経験があり、国際マーケティングを数社で経験している実践派ですから、理想ではなく実際に使えるビジネス英語が載っています。実際この本を手に取った人は、すぐに使える例文がたくさん載っているので満足しています。また、この一冊で全てのビジネスメールが簡易的なものから正式なものまでこなせるという経験談もあります。

●実践的でありながら、読み物としても楽しみたい一冊

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/4478069409

『会話もメールも英語は3語で伝わります』は2016年11月7日現在アマゾンジャパンのベストセラー本です。タイトルからも明快な3語で英語を伝えるというコンセプトはビジネス英語を気楽に捉えることができますね。これを読んで私もとても納得しました。それは、日本人の英語はなぜか伝わらないことが多いのです。日本語は状況や相手に配慮するので、回りくどい言い回しになってしまいます。そのため、ビジネスのような「相手に失礼なことはできない」という状況ではなおさらビジネス英語も回りくどくなりがちなのです。国際社会ではきれいな英語を使うのはもちろんですが、それよりも「相手に伝わること」が優先されます。欧米だけでなく、アジア諸国などいろいろな文化や社会習慣が織り交ざった環境では、なおさら自文化の習慣はできるだけそぎおとし「伝わる英語」がもとめられます。また、この本は解説だけでなくストーリーのある構成なので、通勤途中や休みの日の「読み物」としても手に取りたい一冊です。

2.丁寧にビジネス英語を身につけられる本を集めました

やはりビジネスですから、丁寧さを心がけた英語を使えるようになりたい、という思うのは当然です。そんな丁寧なビジネス英語を学べる本をご紹介します。

●ビジネスコミュニケーション力を養いたいという方に

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/4757405804

ビジネス英語はコミュニケーションが主体という方、またコミュニケーションなので文字よりも音から学びたい、というお考えの方におすすめするのがこの『英会話ペラペラビジネス100 』です。CD付きの本は混雑した長い通勤時間でもヘッドホンから流れるフレーズ集とモデル会話で無駄なく効率的にビジネス英語を学ぶことができます。NHK教育テレビで人気の著者は、本を執筆するにあたり、日本人が難しく考えがちなビジネス英語という概念よりも、ビジネスに関わる立派な大人として国際社会で通用するコミュニケーション力を育てることを念頭においています。この一冊で難しくなく、でも知的に丁寧に英語で話せるコミュニケーション力を身につけましょう。本書は中級以上をターゲットにしていますが、英語は苦手でも実際に活躍しているビジネスマンなら実践知識がありますから、役に立つ本になるでしょう。

●ビジネス英語にも敬語があるんです

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/4023314102

少し余裕のある方、または実践よりも周辺からビジネス英語に取り組みたい方におススメは『英語のお手本-そのままマネしたい「敬語」集 』です。「英語は直接的な言い回しが多くて敬語がない」と思っていませんか?実はそれは大きな間違いです。英語にもちゃんと敬語があるんです。この丁寧な言い回しを覚えると、相手を嫌な気持ちにさせないだけでなく、あなた自身の品格もあげることができます。場面別によく使うフレーズが紹介されていますし、また、日本人が言いたくなるようなフレーズの英訳も載っているので、「日本らしい丁寧なビジネス」を心がけたいと思っているあなたにもぴったりです。著者はゴールドマン・サックスなどでの実務経験があるほか、教壇で教えた経験もあるので、教科書として読みやすい本です。この本を読んだ人からは、本の内容がとても豊かであること、またビジネスですぐに使える表現が多くて満足、との声があります。また、本のアドバイスどおりに表現したらビジネスがうまく運んだ、という喜びの声もあります。

3.機能別 ビジネス英語お助け本

ここでは「会議」「電話」「接待」をトピックに本を選んでみました。ターゲットを絞ってビジネス英語を学ぶのは効率的な方法でしょう。

●英語で会議だ!とあわてる前にこの一冊

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/4757424914

英語で会議に参加するのはとても緊張しますね。できれば逃げたい!と思ってしまうもの。でも、この『英語の会議 直前5時間の技術』があれば大丈夫。著者が誌上でプライベートレッスンをしてくれるんですから。会議の5時間前から準備がスタートすることを想定し、あらゆる項目を網羅しながら表現を学んでいきます。各項目ごとにチェックリストが付いていますから、一度ならずも二度、三度この本を繰り返し、そしてチェックリストをマークしていけば、さらに実力アップ間違いなしです。この本のいいところは「間違い」や「取り消し」の方法も教えてくれているところ。完璧にしようと思うから緊張してしまうし、プレッシャーも感じるものですが、はじめから間違えたときや発言を撤回したいときの方法を知っていれば、自信を持って安心してビジネス英語に取り組めるのではないでしょうか。こちらも音声がダウンロードできますので、通勤時間に流し聞きしてもいいですし、休みの日に集中レッスンをすることもできます。音声は繰り返し聞くのがポイントです。

●電話の応対をどうにかしたい 入門者向きの一冊です

出典:http://7net.omni7.jp/detail/1106396794

ジャパンタイムスから出版されている「新人研修Prime」シリーズから電話のフレーズ集『ビジネス英語の新人研修 Prime2 電話のフレーズ』です。新人研修にターゲットを絞ったビジネス英語です。「ビジネスQuick Englishシリーズ」よりやさしいフレーズのみを抜粋しているので、入門者向きの本を探している方にぴったりです。また、基本の「Primeフレーズ」と、余裕が出てきてもう一段階上をチャレンジしたいときに覚える「ステップアップフレーズ」というフレーズ集の2段階構成になっているので、少しずつ無理なく身につけることができます。また、この本は男性の胸ポケット、女性の小さいバッグにもしまいやすい新書サイズなので、ちょっとした空き時間にさっと広げて勉強することができます。トピックが電話の場面にターゲットを絞っているので、「電話を受ける」「電話をかける」「問い合わせる」「問い合わせに対応する」「営業する」「営業のアポイントを取る」「海外出張」「その他の表現」と目次が構成されています。そして、一番の特徴はMP3とiPhoneのアプリつきなので、ウェブサイトからアプリのダウンロードと音声ファイルがダウンロードできるようになっています。近頃はCDよりも音声ファイルがダウンロードできるのが便利ですね。

●接待場面の教養あるビジネス英語をマスターしたい方に

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/4789016447

「接待をしなければならない」「少しは教養のある話をしなければ」とお困りの方はこの『シンプルな英語で話す 西洋の天才たち-Western Genius』はいかがでしょうか。歴史に残る世界の天才たちを英語で読む本です。「難しそう」と思わなくて大丈夫です。すべて日本語の対訳つきなので、辞書なしで読めますし、歴史的なことがらも丁寧に解説されています。第1章は紀元前約300年から紀元後400年までのソクラテスやアリストテレスが含まれ、第2章はルネサンス時代からジャンヌダルクやシェークスピアなど、第3章は1600年から1800年までの近世でニュートンやナポレオン、第4章と5章は近代でリンカーンからネルソン・マンデラなどです。接待中に歴史の偉人の言葉を英語で引用できたら、あなたのランクは上昇すること間違いなしですね!こちらもウェブサイトからMP3がダウンロードできるようになっているので、通勤途中の混雑した電車の中でも楽しめますね。

4.個別英語学習スタイルにあったおススメの本

ご自身の学習スタイルをよくご存知の方は、こちらから一冊選んでみてください。「単語」「リスニング」「シャドーイング」をキーワードに本を厳選しました。また、ともかく英語はきらい!というあなたにもカタカナで学べる英語の本を最後に一冊ご紹介します。

●「英語は単語を覚えることから」という学習法が自分にあっている方に

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/479931873X

『同時通訳者が教えるビジネスパーソンの英単語帳エッセンシャル』はNHKラジオ「入門ビジネス英語」の元講師にしてカリスマ同時通訳者の関谷英里子さんによる英単語帳です。これは『ビジネスパーソンの英単語帳』と『ビジネスパーソン英単語帳+70』からと新しい単語を加えた最強の一冊です。ビジネスに必要な英単語をおぼえるのはもちろん、より教養のあるビジネス英語を操りたいというのなら、この単語帳は必須でしょう。普段使われる単語ではなく、より洗練された単語に置き換えることによってネイティブと互角にビジネスができるといいます。また、同僚と差をつけたかったらこれを身につけるしかないでしょう。この本を読んでいる人は、掲載されている英単語がとても役に立つだけではなく、簡潔な構成や解説、またいつでも隙間時間に勉強できる本のサイズも高く評価しています。

●徹底的にリスニングとシャドーイングでビジネス英語をマスターするならコレ

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/4023315346

リスニングだけじゃなくて、発話練習をしながら会話力を身につけたいと考えているならぜったいこの『TOEIC TESTサラリーマン特急 新形式リスニング』をどうぞ。この本はTOEICの自動採点と分析をするアプリabceed analyticsに対応しているので、音声スピードを自由に変えることができます。「リスニングは何度聞いてもわからない」とお悩みの方は自分にあった速度に落として聞けば聞き取れるようになりますよ。そして、少しずつ速度を上げていけば生の英語も聞ける耳が育つでしょう。また、速度が変えられるのでシャドーイングの教材としてもぴったりです。新書のためポケットや小さいバッグにしまっておいて、ちょっとしたときに取り出して勉強することができます。2016年5月から導入されたTOEICの新形式のリスニング対策ができるほか、問題を解く形式でビジネス英語を勉強したい方は、このアプリで音声ファイルを聞いて解答すればすぐ採点ができるので、フィードバックも早くテンポよく勉強が進められます。

●英語アレルギーだけどビジネス英語をやらなきゃいけない、というあなたに

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/4798046965

「英語は本当に苦手なのにやらなきゃならない」「アルファベットを見るとアレルギーが・・・」という方におススメなのがこの『これだけで通じる!売上倍増!カタカナ接客英語』です。著者は日本育ちのバイリンガルで、長く日本で楽しく英語を教えてきたプロ。英語っぽく聞こえるカタカナでの発音の仕方は、著者ならではの発想です。カタカナをそのまま読めば英語っぽく聞こえるなんて、なんとも便利な英語学習方ですね。想定している場面は、飲食店、ホテル、旅館、病院や歯科医院、美容サービス業と接客の場面が中心で構成されていますが、このフレーズはもちろん他の場面でも応用できます。また、巻末の発音が上手に聞こえる「ごまかし方」集は目からうろこです。発音が気になる方にもおすすめです!

5.ビジネス英語も成せばなる

いかがですか。お気に入りの一冊はみつかりましたか。ビジネス英語と聞くだけでプレッシャーを感じるし、ハードルも高く感じるものですが、ここにご紹介した本で気軽に自分にあったスタイルでビジネス英語を攻略していただけたら嬉しいです。ともかく、悩むよりまずは何か一冊手にとって始めてみましょう!

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